<ロシア渡航あれこれ①>

<モスクワのシェレメチェヴォ空港Bターミナル>

2月10日10時に成田空港第1ターミナル北ウイング4F到着。雪と年齢を考え前々日に宅急便で送っておいたトランクを受け取り、Eカウンターでチェックイン。とりあえずの行き先はサンクト・ペテルブルクなので、荷物を預けるとき、モスクワでピックアップしないで済むようにお願いしますと頼み、「承知しています」との答えを確認。セキュリティチェックを受け出国カウンターに向かいました。入国は顔認証システムの経験がありましたが、今は出国も顔認証システムです。新システムの模様を写真に撮ったのですが、係官に「撮影禁止」と怒鳴って叱られました。ロシアでの入国審査で並んでいるときに見たら、写真もビデオも禁止とはっきり分かるように図で示してあったので、両国とも同じだということが分かりました。というわけで写真はありますが掲載しません。なぜ出入国の模様を撮影することが禁止されているのかはよく分かりませんが、そういえば昔、入国係官の作業を明らかに妨害するようなビデオ撮影を行っていた人をよく見た経験があります。そういうことなのかなと、考えています。であるならば、日本ももっとははっきり分かるように、表示をした方がよいのに、と自分の非を棚に上げたくなる顛末でした。。

すでに時間が経っているので、アエロフロートでモスクワ経由サンクト・ペテルブルクへ行かれた多くの人がご存じのことと思いますが、過去にこのルートで成田とサンクト・ペテルブルク間を移動していた人のために、新しいシェレメチェヴォ空港Bターミナルの情報です。シェレメチェヴォ空港での日本からの国際線とサンクト・ペテルブルク行国内線の乗り換えが、昨秋9月末までは同じDターミナルでできましたが、どうやら10月あたりから国内線はBターミナルに移動しなければならなくなったようです。つまりサンクト・ペテルブルグ便など多くの国内線の発着ターミナルとしてBターミナルが使用されるようになりました。この点も、Eチケットにはちゃんと書いてあるけれども、もういちどチェックイン時に確認したところ、「現地で係員に確認してください」とのことでした。確かにころころ変わるのでこれも重要な指摘です。(ロシアの担当者に声をかけるのは勇気がいると思いますが、こと少々間違いがあっても何とか言葉を通じさせる能力は大切です。)

Bターミナルのことは、アエロフロートのサイトでは次のように説明してあります。

「シェレメチェヴォ-Dへの到着便(国際便)、シェレメチェヴォ-Bからの出発便(国内便)。最短接続時間は1時間5分です。(要注意)

ボーディングブリッジから出た後は、到着ホールに移動し、パスポート審査を通過してください。手荷物をモスクワまでのみスルーチェックインしていた場合は(筆者注:この表現はちょっと誤解を招く恐れがあるので、単に「手荷物をモスクワまで預けた方は」とした方がよいのではないかと思います。)、手荷物をお受け取りください(乗り継ぎのお客様用の手荷物輸送規則をご確認ください)。その後、「Domestic Flights Transfer」の案内に従い、乗り換えエリア(入口は5番の荷物コンベヤーの近く)に向かってください。税関を通過後、乗り継ぎ便のチェックインし(ご出発地で乗り継ぎ便の搭乗券を受け取らなかった場合)、チェックインカウンターで手荷物をお預けください(手荷物をお受け取りになった場合)。その後3階へ上がり、空港南北のターミナルを結ぶ地下連絡通路への案内に従って進んでください。ターミナルBに到着後は2階に上がり、飛行前の保安検査を通過してから搭乗口に進んでください。帰りの国内線は、いつものようにモスクワのDターミナルに到着するのではなく、Bターミナルに到着します。」

DターミナルとBターミナルの位置関係は下のサイトからわかります。
https://www.svo.aero/ru/map?terminal=all

つまり、成田からDターミナルに到着し、これまで通り入国審査を終えたら税関、チェックインカウンターを通り3階に上がり無人シャトルの駅に行き、そこからシャトルに乗ってBターミナルへ移動し、Bターミナルからサンクト・ペテルブルク行のフライトとなる、という説明です。時間に余裕のある場合は、この記述にある通りで問題ないようです。

さて、私は今回どうしたかというと、指示通りにパスポートコントロールを終えた時点で18時20分くらいでした。サンクト・ペテルブルクへ行くSU28便の搭乗開始時間は18:50でした。飛行機自体のモスクワ到着時間は、17時41分、飛行機からバスで移動し空港建物に入ったのが18時10分、歩いてパスポートコントロールまで行くのに少し時間がかかりますが、この日入国審査のカウンターが奇跡的に空いていたので、長く並ぶこともなく、10分もかかりませんでした。いつもはこんなことはないと考えておいた方がよく、ここでは最低30分は覚悟しておくべきです。そして、長いエスカレーターを降りると、「ペテルブルク行の方はいますか」と女性の係員の方が声をかけてくれました、それで、上記のコース通りに行けばよいかどうか訊ねると、チケットのボーディング・タイム18:50分を指さし、「急いでください。このまままっすぐ税関を突き抜け外に出て、左折して直進すれば左手にエレベーターがあります。それに乘って3階へ、あとはBターミナル行の矢印があるのでそれに従って下に降りて、シャトル車両があるのでそれに乘って移動してください。やや上にある黄色のパネルに黒字で情報が書いてありますからそれに従って行ってください。「急いで、急いで」というわけで、半分駆け足で息を切らせながらとにかく地下の駅に到着、確か駅名は「シェレメチェヴォ2」、私のようなオールドツーリストには懐かしい響きです。これに乗って行く先は、「シェレメチェヴォ1」 というわけです。

表示板
シャトル車両

 

 

 

 

しかし、車両に乗っている時間は5分ほどなのですが、気楽に考えていると、シェレメチェヴォ2駅までかなりな距離を歩きます。アエロエクスプレスの乗り場も近いですから、間違わないようにしなければなりません。到着した電車に、写真を取りながらなんとか滑り込み約5分で「シェレメチェヴォ1」に到着、たどり着いたBターミナルでまたエスカレーターで昇り、上の表示板を見ながらかなり歩きます。ここでも「急ぐ」ということは、自分の力で何とかしようとするのではなく、インフォメーションセンターに訊くという鉄則に従い、エアチケットを見せると、コンピューターではじいて、「106へ行ってください」という指示を受けました。数詞は必ず一文字一文字もういちど数字を確認してから、移動。たどり着いた101~106のための場所が、また広く大きなBターミナルの端にあるのですが、ここまでくれば安心と思いながらその入り口にたどり着いた時間が18:45分。

Bターミナル運航表示板
黄色の表示板のところが101~106入り口

 

 

 

 

 

 

 

ところが、106でまた新たな問題が・・・、ここではエアチケットのバーコード入力システムが導入されています。以前は係官が立っていてチケットを渡すとやっていてくれたことを一人でやるということになります。この機械がきちんと作動してくれればいいのですが、前の方が間違った操作をしたらしく作動中止になってしばらく待つことに。何とか作動開始してバーコードを押し付けて潜り抜けると係官がいて、スタンプを押します。機械の前で立っていてくれればいいのにと思いながら、先へ進むとそこがセキュリティチェックの場所で、ここは広くて何か所も空いていてスムーズにいきました。荷物を抱えて106カウンターの前に立ったのが18:49分。「まもなく搭乗開始します」のアナウンスを汗びっしょりで聞いていました。

チェックインカウンター

Bターミナルはとてもきれいで、新しい免税店やカフェなどもオープンしていました。半分駆け足であるきながら撮った写真ですからいいものではありませんが、イメージが伝われば幸いです。

※②に続きます。

<学院長 藻利佳彦>