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<まだまだ、間に合う!東京ロシア語学院の新学期!>

<まだまだ、間に合う!東京ロシア語学院の新学期!>

ロシア語学院本科生と編入生を引き続き募集しております!
現在、「ロシア語本科Ⅰ部(昼間部)/3年制」と「ロシア語本科Ⅱ部(夜間部/2年制)でロシア語を専門的に学習したい学生さんを大募集中です!

東京ロシア語学院は、専修学校として認可されていますので、
卒業後には、専門学校卒として就職もできますし、「ロシア語本科Ⅰ部(昼間部)」を卒業すれば「専門士」の称号が手に入りますので、頑張りによっては、4年制大学の3年生に編入するための試験を受けることも可能になります。

みなさん、一緒にロシア語を勉強しませんか!なお、3月23日(土)には、本年度最後のオープンキャンパスも予定されておりますので、是非、当校まで一度お越しください!

東京ロシア語学院
事務局

緊急! ロシア旅行のお知らせ!

書きかけの文章をひとまず置いて、急ぎ下記のツアー情報をお届けします。3月13日が締め切りになっているので、問い合わせなどは、急いでください。

企画・組織は、京都でロシアの児童文学を中心に、ロシア語とロシア文化の研究と普及に取り組んできた「カスチョ-ルの会」です。http://koctep.jp

同会は、大阪外国語大学名誉教授の田中泰子先生を中心に、そのご家族、友人、教え子のみなさんが手弁当で作り上げてきた「会」で、今では多くの方々が集う場所となっています。「会」が発行する雑誌『カスチョール』は、ロシア児童文学だけでなく、日本とロシアの文化を考察するうえで欠かせないものです。地道な活動の成果を発表することを柱にしたこの雑誌は、そこに集う人の真摯な姿勢と情熱が満ち溢れています。今回で同「会」の旅行の企画は最後ということですが、ロシアに通じた「会」のスタッフのサポートによる「旅」は、旅行会社などが企画する既成のロシア観光とは大きく異なります。同じ場所に足を運んだとしても、すぐそばにロシア文化の専門家がいるので、たくさんの思いがけない発見と出会いをもたらしてくれることでしょう。

ロシア文学や文化に関心を持つ皆さんが、一人でも多くこの「カスチョ-ルの会」主催の「第3回ロシア・スタディーツアー」に参加されるよう願っています。

学院長 藻利佳彦

P.S.なお、このツアーに関する問い合わせは、3月13日(水)までに、カスチョール・ツアー担当係E-mail:CZV03352@nifty.com へお願いいたします。

<ツアー詳細はこちらから!>

第3回ロシア・スタディーツアーについてのお知らせ(2月28日)

 

ロシア渡航あれこれ③

<帰り>

さて、いよいよ仕事を終えて帰ることになりました。サンクト・ペテルブルクのプルコヴォ1空港からモスクワのシェレメチェヴォ空港経由で、来た時の逆コースです。今度はモスクワまでSU19便15:25発でモスクワ着が16:50、モスクワからはSU260で19:55発なので、約3時間ありますから、大きな遅延なくフライトが行われれば、来る時のように慌てなくとも大丈夫と思いつつ、とにかくスムーズに成田便にチェックインするところまで休みなく行ってしまおうと決意。3時間前からチェックインしてくれるはずなので、臆病者の私は11:30にホテルを出るようにタクシーを手配。

タクシーの手配は今すごく便利になっていて、携帯電話でもメールでもできます。前日に出発地と行く先を予約しておけば、たいてい料金通知と注文確認の電話があるか、今後の連絡予定が折り返し電話またはメールで伝えられます。予定時刻の1時間か30分前には、車種、車のナンバー、運転手名、ときには料金が連絡されてきます。これは街中でも同じで、市内なら5分か10分でやってきます。一応最初は信頼できそうなタクシー会社などで試みて、やがて自分のお気に入りを見つけていけば良いでしょう。ちなみに、サンクト・ペテルブルク市内から空港までは、中心部からだと700~800ルーブルでいきます。トランクを運んでくれて、安全運転してくれた運転手には、感謝の気持ちを伝えて、1000ルーブル一枚差し上げるようにしています。自分のこの先の旅がうまくいきますようにとの願いも込めて。

プルコヴォ1空港はたいへん便利できれいになっており、あらゆることがスムーズに行われています。ただ、今はどの国でもセキュリティチェックは厳重になっていますので、定められたルールはきちんと守るように、事前の準備が必要です。ふだんのまま行っても何とかなるものですが、あらかじめ携帯やPCなどは、まとめてすぐ出せるようにしておくと早く済みます。PCは必ずバッグから出すことになっています。ポケットのどこかに小銭が入ったままなら金属チェックゲートを通過できません。 薬の袋にアルミ箔などが入っている風邪薬なども反応することがあります。悪いことをしているわけではありませんので、指示されたら仕方がありませんので、バッグやトランクを開けて見せて、チェックしてもらうことです。「エー!なぜー!」なんて声を上げているのを耳にすることがありますが、係官の印象を悪くするだけ損です。

空港内に入るセキュリティチェックを終えたら、きちんと掲示板で搭乗便チェックインカウンターを調べ、見つけた番号のブースでチェックイン。ここで、きちんと、預けるトランクはモスクワでピックアップしないで東京(成田)までであることを確認しておくこと。黙っていても、モスクワ乗り継ぎ東京行きだと、そうしてくれるはずですが、一応念のために。見送ってくれる人もいないので、搭乗口の外にいるよりも中の方が人も少なく落ち着くから、搭乗口へ。まず搭乗券のチェックを受けて、今度は航空機搭乗のための手荷物と金属チェック。注意することは、空港内に入るときと同じだけれども、チェックは少し厳しくなると考えておいた方がよく、水などはたいていここで捨てさせられる。(時々見逃してくれることもあるが・・・)終わると搭乗口へ進み近くのベンチを見つけて休んでもいいし、カフェもあればエルミタージュ、インペリアル・ポーセリン、地元のサッカーチーム「ゼニット」のスポーツ用品などの買店もあるので、ひと休みもショッピングもできます。ここは、早くついて搭乗までの時間を楽しむことができます。ただ、これはプルコヴォ1に限ったことではなく、ロシアのどの空港でも起こることですが、チェックイン時に印刷された搭乗口を「絶対」と思わないことが肝心。いつでも搭乗時間30分前には、搭乗口の変更がないかきちんと出発便掲示モニターで調べるか、搭乗口前に行って、表示板に行き先と自分が乗る飛行機の便名が書かれているかどうかを確認することが大事です。たいていアナウンスがありますが、聞き逃すこともあるので、習慣化しておくと、慌てないで済みます。特に早くチェックインをする場合は、搭乗ゲイトの変更は当たり前のことと考えておく方がいいでしょう。成田空港でも例外ではありません。さて、来たのと逆にペテルブルクからのアエロフロート機はモスクワのシェレメチェヴォ空港Bターミナル駐機場に到着します。来た時の逆のルートをたどればいいと思っていたのですが、事態は少々違っていました。

目指すはDターミナルの国際線搭乗口と考え、急ぎ足で歩いているといきなり行き止まり。近くに搭乗カウンターのようなものがあるので、チケットを見せると「D6」とゲートナンバーを書いてくれました。この搭乗口は地上1階にあるやつだと、記憶がよみがえってきましたが、「この先は?」と聞くと、ペンで指された方向にシャッターが閉まっているものの、出国チェックがありました。旅客が増えてくると同時にシャッターが開き、係官がブースに入り、速やかに受付が始まりました。「ハロー」と笑顔で迎えられ、「グッバイ」と言われて送り出された先は、いきなりセキュリティチェックです。シャトル車両に乗ってDターミナルまで行き、出国手続きをして、セキュリティチェックを受けるものと思っていた私は面喰いながら、指示通りに先に進みました。つまり、シャトル車両に乗るまでに、出国し、搭乗のためのセキュリティチェックをBターミナルで受けたのです。あとはDターミナル行のシャトルに乗り移動することになりますが、その先がどうなっているのか分からないまま、やってきた車両に乗りました。Bターミナル「シェレメチェヴォ1」駅からDターミナル「シェレメチェヴォ2」駅へ5分もかからず、到着しました。降りて、長いエスカレーターを2度昇り、Dターミナルへの矢印通りに歩くと、搭乗口D32が見えてきました。つまり、当然のことながらDターミナルの搭乗口にいきなり入ってしまうのです。

到着してやっと、こういうことかと納得。D6までは少し長くなりますが、人込みをかき分けて歩いていきました。Bターミナル駐機場に着陸したのが16:45、Dターミナル搭乗口に到着したのが17:40でした。若い人ならもっと早く移動できるのでしょうが、66歳のわたしにはこれが精一杯でした。やはり、当面DターミナルとBターミナルの移動には、約一時間は必要と言えるでしょう。とすれば、いろいろな要素を考えあわせれば、急ぐ旅でなければ、乗り継ぐ飛行機の到着時間と出発時間は、3時間以上空いているほうが、仮に時間の無駄のように思えても、安心していけるように思います。

<学院長 藻利佳彦>

ロシア渡航あれこれ②

<ロストバゲージ>

そうして、無事ペテルブルク行SU28に搭乗、うとうとしていると、おなじみのやや固めのサンドイッチと飲み物が出て、あっという間にペテルブルク到着。いつもより早い21時頃の到着に、22時にはホテルに着くなと思いながらトランクを待っていました。長い間アエロフロート一筋に乗って来たのでボーナスエリート会員になっていて、トランクには黄色いタグが巻かれていてすぐにわかります。そしてたいてい最初に出てきます。ところが、この日はいつまで待ってもベルトコンベアーに乗って出てきてくれません。とうとうすべての荷物が出されて、「28便荷物終了」の表示が点灯しました。すぐに、ロストバゲージに行こうかと思って受付をみるとかなりな人数の人が列を作っています。ひょっとして次便で来るかもと、SU30便を待っていましたが、30便の荷物終了間際に、ロストバゲージ受付をみると人数がかなり減っていたので、すぐに受付カウンターへ行って並びました。この時点で頭の中では、最悪トランクが届かないバージョンを想定していましたが、とりあえず自分より前の人が行っている作業を盗み聞きしながら、パスポート、エアチケット、荷物預かり番号がくっついたボーディングパスの半切れ、滞在先ホテルと自分の電話番号などを書き出して、今夜のうちに届きますようにと、かすかな望みをもって待っていました。

職業柄当たり前と言えば当たり前だけれども、女性担当者が非常に冷静で温和な言葉で受け付けてくれました。申請書に、チケットに記載された便名、荷物番号、現住所(日本)、宿泊先、連絡先電話番号等必要事項を記入して渡すと、すぐにパソコンのキイボードをたたいて、「荷物はモスクワにあります。」という返事。まず、パリでなくてよかったとひと安心。「今日中か明日午前中に届きますか」と尋ねると「無理」というそっけない返事。「あなたの前にも、そして今、後ろにも、こんなにたくさんの人が、おそらくモスクワからの便で、荷物が届いていないんです。どういう順番で送られてくるかは分かりませんが、今日中というのは絶対無理、明日の午前中というのも難しいと思います。」という説明には納得はいかず、つい語気荒く、「私やこの人たちがトランクやリュックを自分の責任でどこかに置き忘れたり、落としたりしたのではありません。送り忘れた荷物を迅速に本来の届け先に送り届けるのは航空会社の責任ではありませんか。私たちの荷物全部を乗せた特別便を手配してもいいくらいだと思いますが。」などと非現実な願いを口走ってしまいました。女性は黙って下を向いて、「明日の夜か、明後日には、宿泊先のホテルにお届けできると思います。」と言いました。私が、「今日はサンクト・ペテルブルクに一泊するけれども、明日はヴェリーキイ・ノヴゴロドへ移動の旅程だ」と告げると、困ったなという表情になり、「それでお急ぎになるのですね。」とためいきまじり。「幸いプルコヴォ空港はサンクト・ペテルブルクからヴェリーキイ・ノヴゴロドへの車での移動途中にあるので、昼の12時くらいまでなら取りに来てもよい」と言うと、「分かりました。なるべく早く手配するということでご了解ください。」との返事。私は、「出発予定時刻までに届けば取りに来ます。それより後になればホテルに送ってください。3日後には、同じホテルに戻ってきますから」と言うと、「たぶんホテルに送ることになると思いますので、ホテルにこのことを知らせておいてください。」という具体的な指示を受けました。誰に向けたらいいかわからない“怒り”を極力抑えて話していたつもりですが、実際はどうだかわかりません。「仕事上必要なものが入っているのでなるべく早く送ってください。お願いします。」と、とにかく急がせるような言葉を繰り返していました。彼女は、申請内容をPCに打ち込み、印刷して書類を作ってくれ、「この番号が連絡時に使うものです。この紙は大切なものですから絶対に無くさないようにしてください。」と言われて手続きを終了しました。気難しい理屈屋の私と怒鳴り合いにならなかったのは、この優しい担当者のおかげです。

落胆した状態でホテルに入りチェックイン。トランクの受け取りを依頼するとともに、トランクが届いたら携帯に電話をくれるように頼みました。ホテル側は慣れているようで、「分かりました。届いたら、手荷物預かり所に置いておきます。」との返事。部屋に入って、PCを開いてメールのチェック。しばらくすると、“怒り”を“お願い”の形にして、関係者に頼むことも重要かもしれない、と気を取り直して、対応してくれた空港と航空会社の担当部署の責任者に対してメールを書きました。「長年毎年何回かロシアに来ているが、初めてトランクが届かないということが起こってしまった。幸い、優しく冷静な現場担当者の対応で救われる思いはしたが、中には仕事上必要なものが入っている。モスクワからサンクト・ペテルブルクへの飛行機は早朝から何便もある。どうか一便でも早い便でトランクを送ってほしい」という内容です。すぐには何の返事もありませんでしたが、翌日ノヴゴロドへの車中、すでにプルコヴォ空港を通過した11:15にモスクワのアエロフロート「LOST & FOUND」の責任者から丁重な謝罪とSU52便でトランクをサンクト・ペテルブルクに送るというメールが届きました。すぐにホテルに電話をして再び受け取りと連絡を依頼しました。ノヴゴロドに着いた頃から、携帯のSMSで「トランク、プルコヴォ空港到着」、「トランク、プルコヴォ空港出発」。「トランクホテルに配達済み」という連絡が三度にわたってきました。もう夜になっていましたが、ホテルから電話が入り、「トランクは無事到着しました。手荷物預かり所に保管しています。」との連絡があり、この件は一件落着。もっとも、本当にほっとしたのは、再びサンクト・ペテルブルクに戻り、自分のトランクを受け取り、開けて中身がすべてそろっていることを確認した時でした。トランクには出発時にはなかった赤い封印シールが貼ってあり、これをはがすとその跡がトランクに赤い色をちりばめて残りました。中には、渡すべき人へのお土産がむなしく並んでいました。

スーツケース

ようやく落ち着いて考えられるようになってみると、結局最初の担当者の言った通りに事は進み、まあ、あれこれ手を打つ必要などなかったのかなとも思いました。みなさんそれぞれプロで、なすべきことを淡々とこなしてくれたという印象を持ちました。私にとっては、一昔前のロシアでは考えられない新しい時代が確かに来ていることも感じさせられました。

題名に「ロストバゲージ」と書きましたが、私の身に起こったのは正確には、「ディレイドバゲージ」というそうです。最近では荷物の紛失はほとんどないそうで、今回のような飛行機への荷物の積み込み遅れが原因の「ディレイドバゲージ」が多いようです。トランクがない間に購入した必要品の対価は航空会社が支払ってくれることもあるようです。私は会う相手に事情を説明して、少々汚いことは我慢してもらうことにして、三日間着の身着のままで過ごしました。ホテルに最低限のアメニティもあったので、買ったのは、仕事先へのお土産くらいでした。まさかヴォトカとチョコレートを、必要な日用品として申告するわけにもいきません。大金を使ったわけでもないので補償は求めないことにします。ただ保険の方はどうでしょう。毎回私は、海外旅行保険に入ってから出発しているので、帰国してから申請してみます。お金で解決できる問題ではない不便と精神面での不安な状態を保険ではどう考えられているのか、興味があります。

「あなたがロシア語を話してくれるので、私はとても助かりました。荷物は必ず届けます。」と、プルコヴォ空港の担当者の言ったことばがようやくよみがえってきました。

ガスチンヌイ・ドヴォール (ヴェリーキイ・ノヴゴロド)
太陽も一日中こんな感じです (ヴェリーキイ・ノヴゴロド郊外)

<学院長 藻利佳彦>

<ロシア渡航あれこれ①>

<モスクワのシェレメチェヴォ空港Bターミナル>

2月10日10時に成田空港第1ターミナル北ウイング4F到着。雪と年齢を考え前々日に宅急便で送っておいたトランクを受け取り、Eカウンターでチェックイン。とりあえずの行き先はサンクト・ペテルブルクなので、荷物を預けるとき、モスクワでピックアップしないで済むようにお願いしますと頼み、「承知しています」との答えを確認。セキュリティチェックを受け出国カウンターに向かいました。入国は顔認証システムの経験がありましたが、今は出国も顔認証システムです。新システムの模様を写真に撮ったのですが、係官に「撮影禁止」と怒鳴って叱られました。ロシアでの入国審査で並んでいるときに見たら、写真もビデオも禁止とはっきり分かるように図で示してあったので、両国とも同じだということが分かりました。というわけで写真はありますが掲載しません。なぜ出入国の模様を撮影することが禁止されているのかはよく分かりませんが、そういえば昔、入国係官の作業を明らかに妨害するようなビデオ撮影を行っていた人をよく見た経験があります。そういうことなのかなと、考えています。であるならば、日本ももっとははっきり分かるように、表示をした方がよいのに、と自分の非を棚に上げたくなる顛末でした。。

すでに時間が経っているので、アエロフロートでモスクワ経由サンクト・ペテルブルクへ行かれた多くの人がご存じのことと思いますが、過去にこのルートで成田とサンクト・ペテルブルク間を移動していた人のために、新しいシェレメチェヴォ空港Bターミナルの情報です。シェレメチェヴォ空港での日本からの国際線とサンクト・ペテルブルク行国内線の乗り換えが、昨秋9月末までは同じDターミナルでできましたが、どうやら10月あたりから国内線はBターミナルに移動しなければならなくなったようです。つまりサンクト・ペテルブルグ便など多くの国内線の発着ターミナルとしてBターミナルが使用されるようになりました。この点も、Eチケットにはちゃんと書いてあるけれども、もういちどチェックイン時に確認したところ、「現地で係員に確認してください」とのことでした。確かにころころ変わるのでこれも重要な指摘です。(ロシアの担当者に声をかけるのは勇気がいると思いますが、こと少々間違いがあっても何とか言葉を通じさせる能力は大切です。)

Bターミナルのことは、アエロフロートのサイトでは次のように説明してあります。

「シェレメチェヴォ-Dへの到着便(国際便)、シェレメチェヴォ-Bからの出発便(国内便)。最短接続時間は1時間5分です。(要注意)

ボーディングブリッジから出た後は、到着ホールに移動し、パスポート審査を通過してください。手荷物をモスクワまでのみスルーチェックインしていた場合は(筆者注:この表現はちょっと誤解を招く恐れがあるので、単に「手荷物をモスクワまで預けた方は」とした方がよいのではないかと思います。)、手荷物をお受け取りください(乗り継ぎのお客様用の手荷物輸送規則をご確認ください)。その後、「Domestic Flights Transfer」の案内に従い、乗り換えエリア(入口は5番の荷物コンベヤーの近く)に向かってください。税関を通過後、乗り継ぎ便のチェックインし(ご出発地で乗り継ぎ便の搭乗券を受け取らなかった場合)、チェックインカウンターで手荷物をお預けください(手荷物をお受け取りになった場合)。その後3階へ上がり、空港南北のターミナルを結ぶ地下連絡通路への案内に従って進んでください。ターミナルBに到着後は2階に上がり、飛行前の保安検査を通過してから搭乗口に進んでください。帰りの国内線は、いつものようにモスクワのDターミナルに到着するのではなく、Bターミナルに到着します。」

DターミナルとBターミナルの位置関係は下のサイトからわかります。
https://www.svo.aero/ru/map?terminal=all

つまり、成田からDターミナルに到着し、これまで通り入国審査を終えたら税関、チェックインカウンターを通り3階に上がり無人シャトルの駅に行き、そこからシャトルに乗ってBターミナルへ移動し、Bターミナルからサンクト・ペテルブルク行のフライトとなる、という説明です。時間に余裕のある場合は、この記述にある通りで問題ないようです。

さて、私は今回どうしたかというと、指示通りにパスポートコントロールを終えた時点で18時20分くらいでした。サンクト・ペテルブルクへ行くSU28便の搭乗開始時間は18:50でした。飛行機自体のモスクワ到着時間は、17時41分、飛行機からバスで移動し空港建物に入ったのが18時10分、歩いてパスポートコントロールまで行くのに少し時間がかかりますが、この日入国審査のカウンターが奇跡的に空いていたので、長く並ぶこともなく、10分もかかりませんでした。いつもはこんなことはないと考えておいた方がよく、ここでは最低30分は覚悟しておくべきです。そして、長いエスカレーターを降りると、「ペテルブルク行の方はいますか」と女性の係員の方が声をかけてくれました、それで、上記のコース通りに行けばよいかどうか訊ねると、チケットのボーディング・タイム18:50分を指さし、「急いでください。このまままっすぐ税関を突き抜け外に出て、左折して直進すれば左手にエレベーターがあります。それに乘って3階へ、あとはBターミナル行の矢印があるのでそれに従って下に降りて、シャトル車両があるのでそれに乘って移動してください。やや上にある黄色のパネルに黒字で情報が書いてありますからそれに従って行ってください。「急いで、急いで」というわけで、半分駆け足で息を切らせながらとにかく地下の駅に到着、確か駅名は「シェレメチェヴォ2」、私のようなオールドツーリストには懐かしい響きです。これに乗って行く先は、「シェレメチェヴォ1」 というわけです。

表示板
シャトル車両

 

 

 

 

しかし、車両に乗っている時間は5分ほどなのですが、気楽に考えていると、シェレメチェヴォ2駅までかなりな距離を歩きます。アエロエクスプレスの乗り場も近いですから、間違わないようにしなければなりません。到着した電車に、写真を取りながらなんとか滑り込み約5分で「シェレメチェヴォ1」に到着、たどり着いたBターミナルでまたエスカレーターで昇り、上の表示板を見ながらかなり歩きます。ここでも「急ぐ」ということは、自分の力で何とかしようとするのではなく、インフォメーションセンターに訊くという鉄則に従い、エアチケットを見せると、コンピューターではじいて、「106へ行ってください」という指示を受けました。数詞は必ず一文字一文字もういちど数字を確認してから、移動。たどり着いた101~106のための場所が、また広く大きなBターミナルの端にあるのですが、ここまでくれば安心と思いながらその入り口にたどり着いた時間が18:45分。

Bターミナル運航表示板
黄色の表示板のところが101~106入り口

 

 

 

 

 

 

 

ところが、106でまた新たな問題が・・・、ここではエアチケットのバーコード入力システムが導入されています。以前は係官が立っていてチケットを渡すとやっていてくれたことを一人でやるということになります。この機械がきちんと作動してくれればいいのですが、前の方が間違った操作をしたらしく作動中止になってしばらく待つことに。何とか作動開始してバーコードを押し付けて潜り抜けると係官がいて、スタンプを押します。機械の前で立っていてくれればいいのにと思いながら、先へ進むとそこがセキュリティチェックの場所で、ここは広くて何か所も空いていてスムーズにいきました。荷物を抱えて106カウンターの前に立ったのが18:49分。「まもなく搭乗開始します」のアナウンスを汗びっしょりで聞いていました。

チェックインカウンター

Bターミナルはとてもきれいで、新しい免税店やカフェなどもオープンしていました。半分駆け足であるきながら撮った写真ですからいいものではありませんが、イメージが伝われば幸いです。

※②に続きます。

<学院長 藻利佳彦>

<2019年3月 ロシア語春期集中講座 募集開始!>

さて、恒例となっております東京ロシア語学院の「ロシア語春期集中講座」ですが、本年は、3月4日~3月15日までの2週間の開催となります。コースは、昼間・夜間含め全部で22コースがラインナップされています。
短いもので2日間、長いもので5日間のプログラムですので、お仕事や学校の都合などに合わせて集中的にロシア語学習ができるチャンスです。

本日より、当校HPにて募集を開始いたしましたので、みなさまのご参加をお待ち申し上げております。

詳細はこちらから!

東京ロシア語学院
事務局

進路に迷ったら学院へ

来年で最後になるというセンター試験をやってみた。自分でやってみないであれこれいうことはできないと思ったからだ。話題になっている英語のリスニング第1問選択肢の手描きのような絵には笑ってしまったが、ロシア語の教科書・教材にはこういうものが少なすぎるような気がする。ロシアの外国人向けの学習書の中には似たような絵のあるものを見ないわけではないが、どこか堅苦しい。ロシアの人たちには、総じて質の良いユーモアのセンスを持っている人が多いように感じている。その雰囲気がただよう教科書を作りたいと思った。しかめっ面で学ぶロシア語よりは、微笑みながら学ぶ方が楽しいに決まっている。英語リスニングの出題者は、おそらく受験者の緊張を和らげるために25問もある試験の冒頭にこの問題をもってきたのであろう。そうした配慮とユーモアの感じられる授業がロシア語にも必要だと考えさせられた。もちろん、すでにどこかで実行している人がいるに違いないだろうが。

母国語である国語には面喰った。最初の現代文は、ご同業、といっても先方は著名人、こちらは無名人なので、そういっては失礼になるが、名前だけでなく顔も知っていて話もしたことがある同世代の人物の翻訳論の一部が取り上げられていて、まずこれに驚いた。ご同業の文章なので内容はもちろん手に取るようにわかるが、設問の選択肢の文章には困った。何回読んでも南海の孤島にいるような気になるほど難解である。理屈をこねくり回すというのはこういう文のことをいう、と思われるものが並んでいた。漢字は書かされたら合格点はもらえなかったと思う。ワープロ、パソコンという人工知能のおかげで、音と漢字のイメージだけは残っているが、文字がすぐには思い出せなくて困った。人工知能を導入したおかげで、せっかく長く積んできた経験が危機に瀕している現実を突き付けられた。筆箱の中で万年筆が泣いている。

世界史Bは、ロシア史がらみの2問しか自信をもって答えることができなかった。それでも、地理や日本史Bとともに、思いがけない良い結果が出て驚いたが、これはセンター試験が、選択肢から選ぶ方式であるため、処世術により一定の数字をだすことができただけである。コンピューターによる大量処理を行っている試験によって、人が本当に持っている知識を数字としてはじき出すことがいかに難しいかということが分かる。ぜんぜん知らない問題でも点数を取ることができる。正解を選ぶことと問題の答えを知っていることとは別のことなのである。人間の持っている知識や能力の数字化というのは、実はたいへん難しいことなのだ。

これから試験と点数に悩まされる日々が続く人たちがたくさんいると思う。ほぼ人生の終盤に向かっている現在の私からみると、若い時期に苦しい時間を強いられている人たちが、かわいそうでもある。しかし、なによりこの時間が非常にもったいない。もちろん一生懸命何かに取り組むということは、それが何であれ大切なことである。しかし、難関校と言われる大学で勉強しても、私ども東京ロシア語学院で勉強しても、ロシア語はロシア語で、全く同じものだ。ロシアの文化も歴史も、学ぶ対象は変わりはしない。であるならば、人生に一度しかない若い時間を受験のために悩み苦しむことなく、微笑みながら勉強する時間に変えてみてはどうだろうか。どのような場所で勉強するにしても、結局自分の進むべき道を選ぶのは自分自身でしかない。学校や先生は、必要な知識や情報は与えてくれるが、最終的に生きていくのは、人間ひとりひとりだ。

ロシア語を勉強したい。ロシアのことをもっと知りたい。ロシアに行きたい。ロシアの人たちと自由に話したい。そんな願いをもっているならば、迷うことなく一度私たちの学校に連絡して欲しい。ぜひ東京ロシア語学院をあなたの将来の選択肢のひとつに加えていただきたい。もちろん、何としても行きたい大学や学科がある人はそのまま努力を続け願いをかなえることを祈っている。自分にふさわしい学びの場を見つけることは大切なことである。私たちの学校は、志ある人すべてに門戸を開いている。難しい入学試験も行わない。すべてゼロからロシア語を教えるので、知識や能力を特別にチェックする必要はないからだ。不足している知識があれば、ロシア語を勉強しながら身につけていけば良い。能力もまた鍛えていくしかない。学院で学ぶのは、ただの知識ではなく、読み・書き・聞き・話すことのできる、あくまでも実際に役立つロシア語である。そんな風にロシア語教育を行っている学校のこと、授業のこと、知りたいことすべてなんでも説明するので、是非連絡してもらいたい。必要があれば学ぶ道をいっしょに考えてみたいと思っている。オープンキャンパス以外にも適宜相談は受け付けている。けっして私どもの学校への入学を強制したりしない。実情に合った進路を一緒に考えながら、私どもの学校ができることも話させていただく。最終的に進路を決めるのはあなた自身だ。深刻な相談も立ち話的なものも大歓迎。ご家族や友人と一緒に気軽に話に来ていただきたい。

問い合わせ・連絡先: 電話  03-3425-4011 メール info@tokyorus.ac.jp

<学院長 藻利佳彦>

<オープンキャンパス開催のお知らせ> 2月16日(土)

<2018年度 最終オープンキャンパス開催のご案内>

さて、2018年度最終のオープンキャンパスです!
まだ、進路先に迷っている方々や様々考え中の方々も
大歓迎です!
皆様のご来校を心よりお待ちしております。







日時:2019年2月16日(土)13:00~
対象:本科入学に興味のある方
内容:学校概要説明、「ようこそ、ロシア語の世界へ」、「ミニ体験授業」
   「ロシア語と就職について」、「個別相談会」(希望者のみ)
場所:東京ロシア語学院
申込:事前に、メール、電話、FAX等でお申し込みください。
   ※当日の参加も歓迎します!

東京ロシア語学院
info@tokyorus.ac.jp
URL http://www.tokyorus.ac.jp/
住所:156-0052 東京都世田谷区経堂1-11-2
TEL:03-3425-4011
FAX:03-3425-4048