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<2019年 東京ロシア語学院本科短期留学レポート>

2019年3月10日から28日までモスクワにある「労働・社会関係アカデミー」という大学で短期語学研修を行いました。当学院からは5名の学生が参加し、日々の授業の他、観劇、買い物、バレエ観賞、美術館巡り等、モスクワでの生活を体験しました。以下は、初めてロシアの地を踏んだ参加学生たちの率直な感想です。今後、本科に入学を検討されている方々や、将来的に留学を考えていらっしゃる方々の一助になれば幸いです。

レポートは、こちらからどうぞ

『2019年東京ロシア語学院(本科)モスクワ短期留学)』

<学院ロシア語教育 70年のあゆみ - 特別展示会> 2019年5月8日~15日 

昨日、2019年5月8日(水)に『学院ロシア語教育70年のあゆみ』特別展示会が始まりました。初日には、東京ロシア語学院の藻利佳彦学院長による講演が行われ、日本におけるロシア語教育の歴史、また、ロシア語講習に端を発し、日ソ学院(現 東京ロシア語学院)という学校法人を立ち上げるに至った経緯などについて語られました。聴衆の中には、現役の学院生たちも参加し、日頃ロシア語を学んでいる学院の歴史について興味深く聴き入る場面もありました。

展示会には、講習会時代に使用されていた教材や、これまで日ソ学院及び東京ロシア語学院を支えてきた先人たちの写真などが展示されています。もし、お近くに来られることがございましたら、是非、お気軽にお立ち寄りください。心よりお待ち申し上げております。展示会は、来週、5月15日(水)まで開催されております。

東京ロシア語学院 事務局

<GW講座2日目まで終了!>

さて、10連休というゴールデンウィークの中、当学院のGW集中講座(5月3~5日)を迎えることとなりましたが、おかげさまで、延べ人数で120名を超える方々にご参加いただくことができました。深く御礼申し上げます。

あと、明日、1日ありますので、どうぞ最後まで宜しくお願い申し上げます!

<特別展示会 学院ロシア語教育70年のあゆみ>

おかげさまで、『東京ロシア語学院』は、今年で創立70周年を迎えます。

70周年行事として、様々なイベントを考えておりますが、まずは、下記の日程で、特別展示会『学院ロシア語教育70年のあゆみ』を当学院で行いますので、是非、お立ち寄りください。古い教材や学院に関わってきた人たちの写真などを展示しています。

期間:2019年5月8日(水)14:00~5月15日(水)まで

時間:10:00~19:00 ※日曜除く

※5月8日(水)初日オープニング

学院ロシア語教育70年のあゆみ展 MAY2019(PDF)

詳細は、学院までお問い合わせください。

<GW集中講座 5月3日・4日・5日>

<ゴールデンウィーク集中講座のご案内>

さて、毎年恒例となっております、東京ロシア語学院の『GW集中講座』ですが、
ことしは、5月3・4・5日の3日間となっております。
すでに、多くの方々より参加申し込みをいただいておりますが、
講座によってはまだまだ空席がございます!

高校、大学などでロシア語を学ばれている方、普段は独学で
頑張っていらっしゃる方、前から気になっていたロシア語を
始めてみようかと考えている方、さらなるレベルアップを
考えている方、是非お待ちしております!!

◆詳細・お申し込みはこちらから
http://www.tokyorus.ac.jp/shuchu/shuchu.html

東京ロシア語学院
事務局

<まだまだ、間に合う!東京ロシア語学院の新学期!>

<まだまだ、間に合う!東京ロシア語学院の新学期!>

ロシア語学院本科生と編入生を引き続き募集しております!
現在、「ロシア語本科Ⅰ部(昼間部)/3年制」と「ロシア語本科Ⅱ部(夜間部/2年制)でロシア語を専門的に学習したい学生さんを大募集中です!

東京ロシア語学院は、専修学校として認可されていますので、
卒業後には、専門学校卒として就職もできますし、「ロシア語本科Ⅰ部(昼間部)」を卒業すれば「専門士」の称号が手に入りますので、頑張りによっては、4年制大学の3年生に編入するための試験を受けることも可能になります。

みなさん、一緒にロシア語を勉強しませんか!なお、3月23日(土)には、本年度最後のオープンキャンパスも予定されておりますので、是非、当校まで一度お越しください!

東京ロシア語学院
事務局

緊急! ロシア旅行のお知らせ!

書きかけの文章をひとまず置いて、急ぎ下記のツアー情報をお届けします。3月13日が締め切りになっているので、問い合わせなどは、急いでください。

企画・組織は、京都でロシアの児童文学を中心に、ロシア語とロシア文化の研究と普及に取り組んできた「カスチョ-ルの会」です。http://koctep.jp

同会は、大阪外国語大学名誉教授の田中泰子先生を中心に、そのご家族、友人、教え子のみなさんが手弁当で作り上げてきた「会」で、今では多くの方々が集う場所となっています。「会」が発行する雑誌『カスチョール』は、ロシア児童文学だけでなく、日本とロシアの文化を考察するうえで欠かせないものです。地道な活動の成果を発表することを柱にしたこの雑誌は、そこに集う人の真摯な姿勢と情熱が満ち溢れています。今回で同「会」の旅行の企画は最後ということですが、ロシアに通じた「会」のスタッフのサポートによる「旅」は、旅行会社などが企画する既成のロシア観光とは大きく異なります。同じ場所に足を運んだとしても、すぐそばにロシア文化の専門家がいるので、たくさんの思いがけない発見と出会いをもたらしてくれることでしょう。

ロシア文学や文化に関心を持つ皆さんが、一人でも多くこの「カスチョ-ルの会」主催の「第3回ロシア・スタディーツアー」に参加されるよう願っています。

学院長 藻利佳彦

P.S.なお、このツアーに関する問い合わせは、3月13日(水)までに、カスチョール・ツアー担当係E-mail:CZV03352@nifty.com へお願いいたします。

<ツアー詳細はこちらから!>

第3回ロシア・スタディーツアーについてのお知らせ(2月28日)

 

ロシア渡航あれこれ③

<帰り>

さて、いよいよ仕事を終えて帰ることになりました。サンクト・ペテルブルクのプルコヴォ1空港からモスクワのシェレメチェヴォ空港経由で、来た時の逆コースです。今度はモスクワまでSU19便15:25発でモスクワ着が16:50、モスクワからはSU260で19:55発なので、約3時間ありますから、大きな遅延なくフライトが行われれば、来る時のように慌てなくとも大丈夫と思いつつ、とにかくスムーズに成田便にチェックインするところまで休みなく行ってしまおうと決意。3時間前からチェックインしてくれるはずなので、臆病者の私は11:30にホテルを出るようにタクシーを手配。

タクシーの手配は今すごく便利になっていて、携帯電話でもメールでもできます。前日に出発地と行く先を予約しておけば、たいてい料金通知と注文確認の電話があるか、今後の連絡予定が折り返し電話またはメールで伝えられます。予定時刻の1時間か30分前には、車種、車のナンバー、運転手名、ときには料金が連絡されてきます。これは街中でも同じで、市内なら5分か10分でやってきます。一応最初は信頼できそうなタクシー会社などで試みて、やがて自分のお気に入りを見つけていけば良いでしょう。ちなみに、サンクト・ペテルブルク市内から空港までは、中心部からだと700~800ルーブルでいきます。トランクを運んでくれて、安全運転してくれた運転手には、感謝の気持ちを伝えて、1000ルーブル一枚差し上げるようにしています。自分のこの先の旅がうまくいきますようにとの願いも込めて。

プルコヴォ1空港はたいへん便利できれいになっており、あらゆることがスムーズに行われています。ただ、今はどの国でもセキュリティチェックは厳重になっていますので、定められたルールはきちんと守るように、事前の準備が必要です。ふだんのまま行っても何とかなるものですが、あらかじめ携帯やPCなどは、まとめてすぐ出せるようにしておくと早く済みます。PCは必ずバッグから出すことになっています。ポケットのどこかに小銭が入ったままなら金属チェックゲートを通過できません。 薬の袋にアルミ箔などが入っている風邪薬なども反応することがあります。悪いことをしているわけではありませんので、指示されたら仕方がありませんので、バッグやトランクを開けて見せて、チェックしてもらうことです。「エー!なぜー!」なんて声を上げているのを耳にすることがありますが、係官の印象を悪くするだけ損です。

空港内に入るセキュリティチェックを終えたら、きちんと掲示板で搭乗便チェックインカウンターを調べ、見つけた番号のブースでチェックイン。ここで、きちんと、預けるトランクはモスクワでピックアップしないで東京(成田)までであることを確認しておくこと。黙っていても、モスクワ乗り継ぎ東京行きだと、そうしてくれるはずですが、一応念のために。見送ってくれる人もいないので、搭乗口の外にいるよりも中の方が人も少なく落ち着くから、搭乗口へ。まず搭乗券のチェックを受けて、今度は航空機搭乗のための手荷物と金属チェック。注意することは、空港内に入るときと同じだけれども、チェックは少し厳しくなると考えておいた方がよく、水などはたいていここで捨てさせられる。(時々見逃してくれることもあるが・・・)終わると搭乗口へ進み近くのベンチを見つけて休んでもいいし、カフェもあればエルミタージュ、インペリアル・ポーセリン、地元のサッカーチーム「ゼニット」のスポーツ用品などの買店もあるので、ひと休みもショッピングもできます。ここは、早くついて搭乗までの時間を楽しむことができます。ただ、これはプルコヴォ1に限ったことではなく、ロシアのどの空港でも起こることですが、チェックイン時に印刷された搭乗口を「絶対」と思わないことが肝心。いつでも搭乗時間30分前には、搭乗口の変更がないかきちんと出発便掲示モニターで調べるか、搭乗口前に行って、表示板に行き先と自分が乗る飛行機の便名が書かれているかどうかを確認することが大事です。たいていアナウンスがありますが、聞き逃すこともあるので、習慣化しておくと、慌てないで済みます。特に早くチェックインをする場合は、搭乗ゲイトの変更は当たり前のことと考えておく方がいいでしょう。成田空港でも例外ではありません。さて、来たのと逆にペテルブルクからのアエロフロート機はモスクワのシェレメチェヴォ空港Bターミナル駐機場に到着します。来た時の逆のルートをたどればいいと思っていたのですが、事態は少々違っていました。

目指すはDターミナルの国際線搭乗口と考え、急ぎ足で歩いているといきなり行き止まり。近くに搭乗カウンターのようなものがあるので、チケットを見せると「D6」とゲートナンバーを書いてくれました。この搭乗口は地上1階にあるやつだと、記憶がよみがえってきましたが、「この先は?」と聞くと、ペンで指された方向にシャッターが閉まっているものの、出国チェックがありました。旅客が増えてくると同時にシャッターが開き、係官がブースに入り、速やかに受付が始まりました。「ハロー」と笑顔で迎えられ、「グッバイ」と言われて送り出された先は、いきなりセキュリティチェックです。シャトル車両に乗ってDターミナルまで行き、出国手続きをして、セキュリティチェックを受けるものと思っていた私は面喰いながら、指示通りに先に進みました。つまり、シャトル車両に乗るまでに、出国し、搭乗のためのセキュリティチェックをBターミナルで受けたのです。あとはDターミナル行のシャトルに乗り移動することになりますが、その先がどうなっているのか分からないまま、やってきた車両に乗りました。Bターミナル「シェレメチェヴォ1」駅からDターミナル「シェレメチェヴォ2」駅へ5分もかからず、到着しました。降りて、長いエスカレーターを2度昇り、Dターミナルへの矢印通りに歩くと、搭乗口D32が見えてきました。つまり、当然のことながらDターミナルの搭乗口にいきなり入ってしまうのです。

到着してやっと、こういうことかと納得。D6までは少し長くなりますが、人込みをかき分けて歩いていきました。Bターミナル駐機場に着陸したのが16:45、Dターミナル搭乗口に到着したのが17:40でした。若い人ならもっと早く移動できるのでしょうが、66歳のわたしにはこれが精一杯でした。やはり、当面DターミナルとBターミナルの移動には、約一時間は必要と言えるでしょう。とすれば、いろいろな要素を考えあわせれば、急ぐ旅でなければ、乗り継ぐ飛行機の到着時間と出発時間は、3時間以上空いているほうが、仮に時間の無駄のように思えても、安心していけるように思います。

<学院長 藻利佳彦>

ロシア渡航あれこれ②

<ロストバゲージ>

そうして、無事ペテルブルク行SU28に搭乗、うとうとしていると、おなじみのやや固めのサンドイッチと飲み物が出て、あっという間にペテルブルク到着。いつもより早い21時頃の到着に、22時にはホテルに着くなと思いながらトランクを待っていました。長い間アエロフロート一筋に乗って来たのでボーナスエリート会員になっていて、トランクには黄色いタグが巻かれていてすぐにわかります。そしてたいてい最初に出てきます。ところが、この日はいつまで待ってもベルトコンベアーに乗って出てきてくれません。とうとうすべての荷物が出されて、「28便荷物終了」の表示が点灯しました。すぐに、ロストバゲージに行こうかと思って受付をみるとかなりな人数の人が列を作っています。ひょっとして次便で来るかもと、SU30便を待っていましたが、30便の荷物終了間際に、ロストバゲージ受付をみると人数がかなり減っていたので、すぐに受付カウンターへ行って並びました。この時点で頭の中では、最悪トランクが届かないバージョンを想定していましたが、とりあえず自分より前の人が行っている作業を盗み聞きしながら、パスポート、エアチケット、荷物預かり番号がくっついたボーディングパスの半切れ、滞在先ホテルと自分の電話番号などを書き出して、今夜のうちに届きますようにと、かすかな望みをもって待っていました。

職業柄当たり前と言えば当たり前だけれども、女性担当者が非常に冷静で温和な言葉で受け付けてくれました。申請書に、チケットに記載された便名、荷物番号、現住所(日本)、宿泊先、連絡先電話番号等必要事項を記入して渡すと、すぐにパソコンのキイボードをたたいて、「荷物はモスクワにあります。」という返事。まず、パリでなくてよかったとひと安心。「今日中か明日午前中に届きますか」と尋ねると「無理」というそっけない返事。「あなたの前にも、そして今、後ろにも、こんなにたくさんの人が、おそらくモスクワからの便で、荷物が届いていないんです。どういう順番で送られてくるかは分かりませんが、今日中というのは絶対無理、明日の午前中というのも難しいと思います。」という説明には納得はいかず、つい語気荒く、「私やこの人たちがトランクやリュックを自分の責任でどこかに置き忘れたり、落としたりしたのではありません。送り忘れた荷物を迅速に本来の届け先に送り届けるのは航空会社の責任ではありませんか。私たちの荷物全部を乗せた特別便を手配してもいいくらいだと思いますが。」などと非現実な願いを口走ってしまいました。女性は黙って下を向いて、「明日の夜か、明後日には、宿泊先のホテルにお届けできると思います。」と言いました。私が、「今日はサンクト・ペテルブルクに一泊するけれども、明日はヴェリーキイ・ノヴゴロドへ移動の旅程だ」と告げると、困ったなという表情になり、「それでお急ぎになるのですね。」とためいきまじり。「幸いプルコヴォ空港はサンクト・ペテルブルクからヴェリーキイ・ノヴゴロドへの車での移動途中にあるので、昼の12時くらいまでなら取りに来てもよい」と言うと、「分かりました。なるべく早く手配するということでご了解ください。」との返事。私は、「出発予定時刻までに届けば取りに来ます。それより後になればホテルに送ってください。3日後には、同じホテルに戻ってきますから」と言うと、「たぶんホテルに送ることになると思いますので、ホテルにこのことを知らせておいてください。」という具体的な指示を受けました。誰に向けたらいいかわからない“怒り”を極力抑えて話していたつもりですが、実際はどうだかわかりません。「仕事上必要なものが入っているのでなるべく早く送ってください。お願いします。」と、とにかく急がせるような言葉を繰り返していました。彼女は、申請内容をPCに打ち込み、印刷して書類を作ってくれ、「この番号が連絡時に使うものです。この紙は大切なものですから絶対に無くさないようにしてください。」と言われて手続きを終了しました。気難しい理屈屋の私と怒鳴り合いにならなかったのは、この優しい担当者のおかげです。

落胆した状態でホテルに入りチェックイン。トランクの受け取りを依頼するとともに、トランクが届いたら携帯に電話をくれるように頼みました。ホテル側は慣れているようで、「分かりました。届いたら、手荷物預かり所に置いておきます。」との返事。部屋に入って、PCを開いてメールのチェック。しばらくすると、“怒り”を“お願い”の形にして、関係者に頼むことも重要かもしれない、と気を取り直して、対応してくれた空港と航空会社の担当部署の責任者に対してメールを書きました。「長年毎年何回かロシアに来ているが、初めてトランクが届かないということが起こってしまった。幸い、優しく冷静な現場担当者の対応で救われる思いはしたが、中には仕事上必要なものが入っている。モスクワからサンクト・ペテルブルクへの飛行機は早朝から何便もある。どうか一便でも早い便でトランクを送ってほしい」という内容です。すぐには何の返事もありませんでしたが、翌日ノヴゴロドへの車中、すでにプルコヴォ空港を通過した11:15にモスクワのアエロフロート「LOST & FOUND」の責任者から丁重な謝罪とSU52便でトランクをサンクト・ペテルブルクに送るというメールが届きました。すぐにホテルに電話をして再び受け取りと連絡を依頼しました。ノヴゴロドに着いた頃から、携帯のSMSで「トランク、プルコヴォ空港到着」、「トランク、プルコヴォ空港出発」。「トランクホテルに配達済み」という連絡が三度にわたってきました。もう夜になっていましたが、ホテルから電話が入り、「トランクは無事到着しました。手荷物預かり所に保管しています。」との連絡があり、この件は一件落着。もっとも、本当にほっとしたのは、再びサンクト・ペテルブルクに戻り、自分のトランクを受け取り、開けて中身がすべてそろっていることを確認した時でした。トランクには出発時にはなかった赤い封印シールが貼ってあり、これをはがすとその跡がトランクに赤い色をちりばめて残りました。中には、渡すべき人へのお土産がむなしく並んでいました。

スーツケース

ようやく落ち着いて考えられるようになってみると、結局最初の担当者の言った通りに事は進み、まあ、あれこれ手を打つ必要などなかったのかなとも思いました。みなさんそれぞれプロで、なすべきことを淡々とこなしてくれたという印象を持ちました。私にとっては、一昔前のロシアでは考えられない新しい時代が確かに来ていることも感じさせられました。

題名に「ロストバゲージ」と書きましたが、私の身に起こったのは正確には、「ディレイドバゲージ」というそうです。最近では荷物の紛失はほとんどないそうで、今回のような飛行機への荷物の積み込み遅れが原因の「ディレイドバゲージ」が多いようです。トランクがない間に購入した必要品の対価は航空会社が支払ってくれることもあるようです。私は会う相手に事情を説明して、少々汚いことは我慢してもらうことにして、三日間着の身着のままで過ごしました。ホテルに最低限のアメニティもあったので、買ったのは、仕事先へのお土産くらいでした。まさかヴォトカとチョコレートを、必要な日用品として申告するわけにもいきません。大金を使ったわけでもないので補償は求めないことにします。ただ保険の方はどうでしょう。毎回私は、海外旅行保険に入ってから出発しているので、帰国してから申請してみます。お金で解決できる問題ではない不便と精神面での不安な状態を保険ではどう考えられているのか、興味があります。

「あなたがロシア語を話してくれるので、私はとても助かりました。荷物は必ず届けます。」と、プルコヴォ空港の担当者の言ったことばがようやくよみがえってきました。

ガスチンヌイ・ドヴォール (ヴェリーキイ・ノヴゴロド)
太陽も一日中こんな感じです (ヴェリーキイ・ノヴゴロド郊外)

<学院長 藻利佳彦>