ロシア語能力検定試験

 

ロシア語能力検定試験の歩み

第1回は1957年に初級、中級、上級で、受検者数は3つの級をあわせてわずか32名から始まりました。その後しばらくは受検者数は100名に満たない状態でしたが、1980年代後半から始まった「ペレストロイカ」にあわせてロシア語学習者が増え、1990年(第34回)からは常に100名を超えるようになりました。1994年(第38回)に初めて200名を超えました。この年で初級、中級、上級制度が終了しました。

1995年(第39回)より現在の4級、3級、2級、1級の制度に移行し、またこれを機に東京以外の会場でも本格的に実施されるようになりました。その後、会場数が増えるに従い受検者数も増え、1999年(第43回)には500名を突破しました。

2009年より春に3,4級、秋には1~4級の試験を行うこととなり、2010年には春・秋合わせての受検者数が1000名に達しました。

ロシア語能力検定試験の特徴

総合的なロシア語力をみる

総合的なロシア語力を認定するため、当初から「読解力」だけでなく、「聴取力」や「会話力」を確かめる問題を取り入れてきました。そしてそれぞれの科目で6割以上の点数を取らなければ合格とはなりません。たとえ合計点で6割以上を取ったとしても、6割に達していない科目が一つでもあれば不合格となります。

音を重視する

『文字のない言葉』はあっても『音のない言葉』はないと言われています。また、ロシア語は文字のある言葉ではありますが、とても音声を重視する言語です。1~3級で「聴取」があるのはもちろんのこと、4級、3級で「朗読」の科目があるのは音を常に意識した学習をしてもらいたいからです。

日本語からロシア語へ、ロシア語から日本語へ

「露文和訳」「和文露訳」の科目により、日本語からロシア語へ、ロシア語から日本語へ変換する力をみます。
日本人とロシア人との間にたって仕事する場合一番求められるのはこの力です。この科目があるのはロシア語能力検定試験だけです。

ロシア語能力検定委員会

委員長 佐藤純一
事務担当 藻利佳彦
他に7名の委員で構成されている委員会です。